2021-08-30 夜の底 わたしの空は灰色で、 頭上の鳥は濡れた藍 いろんなことを諦めて いろんなことを見送って 気づけばこんな世界に お似合いな濡れた眼をしてる こんな世界でも愛したいから 魔法の存在に縋ってきたけど わたしに魔法なんて使えるのかな だって視界が曇って見えない 全力で信じるなんてもうできない ほんとうに見たい夢には対価がつきものなんて 誰も教えてくれなかったじゃない