ミスiDからの解放と、これから
ミスiD2022早速落ちました。!
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
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1000人くらい落ちていて、合格率は29%くらいらしい。
エントリー者という枠組みの中に明確な線が引かれ、わたしは分別された。
発表が12時だったので、会社の昼休みに入った瞬間にスマホを開いて確認した。
自分のエントリーシートが見れなくなっていて、あ、と思った。
泣いたりして仕事にならなかったらどうしようと思っていたけれど、むしろ結果を認識した瞬間から頭がクリアになった感じがした。
もしかしたらふっと冷めたのかも。
今は、空港で家族が背中を叩いてくれた時みたいな、ふわっと押し出されたような感覚がずっと続いている。
少なくとも2022年において、
ミスiDにとってわたしは必要なかったようだし、わたしにとってもミスiDは必要じゃなくなった。
ただそれだけの話なんだ。
ミスiD2022にエントリーを決めてから、わたしは毎日ブログを書いて自分と向き合った。
エントリーした時点では、アピールできる魅力が分からなかったから。
とにかくわたしが何者か知りたかった。
大抵の人は、聞き出してあげないと大事なことはなかなか話してくれない。
これは、自分に関してもそうだったみたいだ。
傾聴姿勢をとって、毎日向き合うと、わたしはいろんなことを話してくれた。
本当はこんなことがやってみたいとか、こんなことが嫌いだとか。
揺れる電車で目を閉じても、寝落ちしていた代わりに言葉がどんどん浮かんでくるようになった。
わたしは残業後にぼろぼろになりながら言葉を必死に繋ぎ合わせて、ブログを更新し続けた。
システム構築作業が始まり、資格試験が近づき、放送大学に入学し、自分の時間はどんどんなくなっていった。
それでも50記事以上書いた。
本当は、たくさん記事を見てもらっているのに、日付が変わるまでに更新しないといけない制限を作ってしまったせいで、完璧だと思える出来の記事を出せることが少なくて心苦しかった。
正直に言うと、結果を見て「あ、解放された。」と思ったのも事実で。
そもそも毎日更新はファイナリストになるための公約で掲げていたものだから、もうやめようと思う。
これからは、もっと時間をかけて自分と向き合いたいし、納得いく文章を丁寧に仕上げていきたい。
まずやりたいと思っているのが、じっくりと小説を書き上げて賞に応募すること。
わたしは表現が好きで文章が好きだから、好きだからこそ、もっともっとこだわりたい。
顔出し無し、文章中心が今回のミスiD2022におけるわたしのポリシーだった。
中身だけで評価されたかったから。
Twitterの文体や載せる音楽なんかも"ミスiD2022"で闘う"森田ヒ夏"をブランディングしていたつもりだ。
それが早くもなくなったから、これからはもっと素で話したいと思っている。
そして、これからはもっと色んなジャンルの表現をしたい。
実はダンスの習い事や地下アイドルをしていたので特技を活かして踊ってみたとかしたいし、作曲とかもやってみたいし、今の職種を活かしてCG技術とかプログラミングとかもやっていきたい。
写真や絵なんかもできたら素敵だなと思っていて、いつかとっておきの本を出せたらなという妄想を最近描いていたりする。
どのタイミングでどれだけ表に見せていくかは分からないけれど。
人生は冒険だ、少年革命家の言葉は案外真理だったのかも。
そして、
ミスiD2022で出会った素敵なみなさん(心から素敵だなと思わないとフォローしない主義なんです、わたし)
落ちた人が体感的に多くてとても辛い…。
自分のことよりそっちの方が辛いかも。
もう会えなくなるのは嫌なので、皆さんのきらめきを陰ながら見守ることができたらいいな。
Twitterを見ていたら、顔ゲーじゃんって言葉を見かけた。
正直そうだと思うし、昔からそうだったと思っている。
(まあ、素敵な文章を書く方が軒並み落ちているのは納得いかんけど)
だからこそ顔出し無しで挑んだ。
顔出しをしたりもっとアイドルっぽいことをしていたら結果は違っていたかな、と考えることもあるけど、わたしの美学を貫き通して落ちる方がわたしを尊重出来ていい選択だった、と思っている。
そっちの方がわたしらしいし。
これからも人生は続く。
変わらずゆるりと頑張っていこう。
一瞬でも忘れないようなきらめき、小さくて確かな気づきを手にして。
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みなさま、
突貫工事の拙い文章を読んでくれて、ありがとうございました。
昨日で閲覧者数はのべ1000人を超えました。
心強かったしいつも勇気をもらっていました。
なんだかんだ、この機会が人生が変わるきっかけになったのは間違いないので、全ての出会いに感謝しています。
すこし考えてから、また何かしらの表現をしていけたらなと思っています。
その時はまた見に来てくれたら嬉しいです。
最後に、
わたしの魔法は負けない、とだけ。
森田ヒ夏🤍